ナチュロパシー自然療法コース 体験談

シドニーの自然療法ナチュロパシーコースを受講中のYurieさんに、ナチュロパシーのこと、コースのこと、大学のこと、現地での生活などについてインタビュー形式でお話を伺いました。

 

Q なぜ、留学することを決めたのですか?

 

Yさん:

ナチュロパシーを学びたいという気持ちが強くなっていた中で、大きな奨学金のキャンペーンが始まりまして(笑)「今しかない!」と飛びついた記憶があります。

家族に医療関係者が多かったためか、私自身も幼い時から医療や栄養学にずっと興味がありました。

しかし、それらを職業として考えた時、少し違うなと感じており、高校生の進路選択では文系に進み、国際関係の大学に進学しました。

卒業後就職し安定した職業に就いていましたが、健康や栄養学に関するセミナーや講演に参加したり、栄養学も学べる料理教室に通ったりしている中で、もっと心と身体の健康について知りたいな、という気持ちが高まっていき、最終的にたどり着いたのが「ナチュロパシー」でした。

ナチュロパシーを含むCAM(代替医療)が提唱するのは、ホリスティックなケア。私が実践したかったのはコレだったのか!と、物凄く腑に落ちたのを覚えています。

 

Q なぜ、オーストラリアにしたのですか?

Yさん:

ナチュロパシーはアメリカやカナダでも学べるようですが、経済的なことを考えるとオーストラリアが最善でした。

当時、オーストラリアでのナチュロパシー留学の方が、情報が得やすかったこともあります。

また、大学時代にオーストラリアにホームステイした経験があったので、私の中でオーストラリアに留学することに対してハードルが低かったこともあり、ナチュロパシーを知ってから割と早い段階でオーストラリア留学を決意していました。

 

Q なぜ、シックエジュケーションにご相談いただいたのですか?

Yさん:

ナチュロパシー留学について調べていた時、シックエジュケーションさんのサイトに記載されている説明が、コース内容も含め、一番わかりやすく感じました。

香織さんに個人的にお会いした時も、学校説明会に参加した時も、一つ一つの疑問にとても丁寧に答えてくださり、親身になって相談に乗ってくださいました。

当時、両親が留学に大反対しており、私の知らないところで母が香織さんに電話をかけていたことがありましたが、ナチュロパシーや学校について丁寧にご説明いただいたようで、感謝しています。その節はありがとうございました。

また、香織さん自身がオーストラリアに住んでいらした経験があり、現地について詳しいので、シドニーに来てまもない時、住む場所を決める際にもお世話になりました。信頼のおける方に、入学から卒業までお世話になりたいという方に、ぴったりのエージェントさんだと思います。

 

Q オーストラリアでの授業のこと、生活のこと、アルバイトのことについて聞かせてください

Yさん:

ラッキーなことに、同時期に入学した日本人留学生がもう一人いて、一年目は二人で助け合いながら授業を乗り越えていきました。

彼女はDiplomaコースだったので一年で帰国してしまったのですが、きっと一生の友達です。授業の内容を100%理解できなくても、課題をきちんと提出すれば何とかなります(笑)

経験豊かな教師陣は個性も豊かで、それぞれに違ったバックグラウンドを持っているので、学ぶことが多いです。

パワポを使ったプレゼンテーションのように、教科によってはみんなの前で発表する機会もありますが、拙い英語でも理解しようとしてくれようとする温かい雰囲気があります。

今ではだいぶ英語力もつき、授業も楽しくなってきていたので、コロナウィルスの影響で全ての授業がオンラインに切り替わってからは先生や友達に直接会うことが出来なくて寂しいです。

 

経済的には、日本に住んでいた時よりも余裕がありませんが、毎日が充実していて生活費以外に使うところがないので、特に不満があるわけではありません。

貯金もないですが、勉強かバイトか休憩の日々なので、将来に対して不安になる暇もありません(笑)

とにかく生活費を稼がなくてはならなかったので、オーストラリアに来て三日目からジャパレスでバイトを始め、語学学校に通っていた3ヶ月間はそこで働いていました。

大学がスタートしてからはマッサージ店で働き、二年目からサプリメントやオーガニック食品を扱うヘルスフードストアで働き始めました。

今働いているのは私にとって4つ目のヘルスフードストアになりますが、すでに一年以上働いており、お給料も待遇もよく、シフトも安定しています。

ジャパレス1店、マッサージ1店、ヘルスフードストア4店。振り返るとオーストラリアに来てからたくさん転職してきましたが、それだけ仕事を見つけやすい環境であるということだと思います。

一年目の頃は英語力に自信がなかったので、ローカルジョブにはアプライすらしませんでした。

一年目からローカルジョブに挑戦した方が早く英語が上達したかもしれませんが、一年目は学校や環境に慣れることで精一杯だったので、バイトではストレスを感じたくないと思い日本語環境を選んでいました。

 

シドニーでアパートを借りて一人暮らしとなると、東京と同じぐらいかそれ以上に費用がかかるので、シェアハウスに住むことが一般的です。二年目まではシェアハウスのオウンルーム(個室)に住んでいました。

寝に帰るだけだから6人部屋に住んでいるというワーホリの子もいましたが、やっぱり学生さんにはオウンルームがおすすめです。

何回か引越しましたが、これまでに住んだ郊外のオウンルームは、$180-220/週でした。

お家探しは香織さんに教えていただいた Jams.TV を使っており、トラブルが生じたことはありません。

今は、一年前に知り合ったご夫婦のお家のグラニーフラットに住んでいて、ほとんど一人暮らしです。

家賃は$300/週。日本人を好むオーナーさんは多く、日本人にとっては比較的住居を見つけやすい環境だと思います。

また、同じ日本人留学生でも、「現地人とたくさん知り合いたい!」という気合いのある子は、Gumtreeなど現地人の見る英語サイトでシェアハウスを検索していました。

自分の目的やライフスタイルに合った方法で探すといいと思います。郊外に住んでいる生徒がほとんどで、City周辺にあるキャンパスへは、バスや電車を使って40分から1時間程かけて通学している場合が多いです。

仕事探しも家探しも、とにかく見つかるまでインタビューしまくる!インスペクションしまくる!という諦めない気持ちがあれば、必ずいいご縁につながると思います。

 

Q これからのプランについて聞かせてください

Yさん:

卒業したら二年間ビザを延長し、オーストラリア国内にあるクリニックに勤めて少し修行をしたいと考えています。

入学前は、卒業したらすぐに日本で何かやれると思っていましたが、学べば学ぶほど、サプリメントやハーブの処方は気軽にするものではないということがわかりました。

患者一人一人、症状も体質も持病も服用している薬も違うので、将来日本でナチュロパシーを広めるにしても、安全にプラクティスできるように知識を蓄えておきたいです。

どの分野の職種においても言えることかもしれませんが、ナチュロパスは常に知識をアップデートしていかなくてはなりません。

卒業が間近に迫り、ナチュロパスの資格を得てすべて終了というわけではないんだな、と改めて感じているところです。現場で働きながら、将来自分にできることは何かを考えていきたいです。

 

Q これから留学する方へのアドバスをお願いします

 

Yさん:

留学するにあたり、資金、英語力、家族の反対など、向き合わなくてはならない問題が出てくるかもしれません。

私は上記のすべてを抱えていましたが、「何とかなる!」と思って国境を飛び越えたら、本当に何とかなりました(笑)

私の場合は、家族の反対がものすごかったので、留学してからというより、留学するまでの方が精神的に大変だったかもしれません。

しかし、大反対していた両親も、今では移住を夢見るほどにオーストラリアが大好きになっています。

ナチュロパシーを学びたいという情熱があれば、どんなことだって乗り越えられると思います。私自身も、大きく成長しました。

ナチュロパシーに限らず、海外でやってみたいことがある方はぜひチャレンジしていただきたいです。

 

 

 

 

 

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<留学カウンセラー うじたかおりからのコメント>

Yurieさんとお会いした留学説明会や、ご出発前に親御さんから”内緒で”といただいたご連絡など、今でも鮮明に覚えています。

医療従事者でいらっしゃるご家族だからこその心配。でも、その中で、「本人がやりたいことなのでやらせてあげたい」とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。

留学にいかれてからは、しっかりと着実に学んだことを身につけ、あっという間に4年のコースも終わりに差し掛かっています。

シドニーライフも楽しんでいただけて嬉しい限りです。

 

コロナの影響で少しコースは延びてしまいましたが、ぜひ卒業生ビザも取得して2年間の経験もつんでいただければと思っています。

引き続き応援しています!

 

体験者が参加したコース