【体験談】現地校体験プログラムに参加した高校生のその後

オーストラリアの現地校体験プログラムに参加した学生さんの体験談、その後の進路について。大学での専攻を決定するきっかけになった体験についてお話いただきました


 

私は、シックエジュケーション様にお世話になって、高1の夏休みにシドニーのマッカーサーアングリカンスクールに40日間短期留学しました。

 

授業ではVA(ビジュアルアート)という教科があり、デッサン、工作の課題として『フランク•ゲーリー』が取り上げられました。彼の建築作品を調べるうちに、その大胆かつ奇抜な建築様式、その美しいデザイン空間に一瞬にして魅了されていきました。

 

さらに、ホストファミリーが週末連れて行ってくださった水上バスから間近で眺めたオペラハウスの存在感の迫力と美しさにも圧倒されたことがきっかけでオペラハウスのシェル構造についても調べてみました。

 

そのような経験と学習を通じて、建築の美の根源は自然界にある身近なものなのではないかと思うようになりました。

 

そこで大学では建築学を専攻して、自分の追求するデザイン美を、単なる空想ではなく実在できるものとするために耐震性や素材などの構造分野を学んでいます。

 

世界の科学技術を後ろだてに、新たな構造を生かしたデザイン性豊かな建築で、あの夏オーストラリアで自分が感じたような感動を、今を生きる人たちから引き出せる建築家になりたいと思っています。


 

 

現地校体験プログラムをきっかけに、建築学に興味をもたれたというKさん。英語の勉強のつもりでの参加だったのですが、その後の進路に大きく影響したご経験になったのですね。今回、妹さんのご留学のお手伝いをさせていただき、4年ぶりにオンラインでの再会となりましたが、大学生になったKさんにお会いでき、ご留学が大きな転機となったお話を大変感慨深くうかがいました。

 

 

ご感想をいただいた方が参加したコース