| ワーキングホリデー 体験談 〜これから出発する人へ〜 〜語学学校・ホームステイ・ラウンド・ ファームステイ・日本語教師アシスタント・〜 友井 謙二さん |
![]() 出発 英語を話せるようになりたい。洋楽が好きで楽器を弾いていた自分にとって 長年抱いていた事だったと思う。 そして、なにより海外という場所で自分を見つめなおして自分らしさを探したい という思いからオーストラリアへと飛び出した。 場所はMelbourne、音楽や芸術が盛んだというのか決め手になった。でも、この時点では全てはまだ漠然としていたような気がする。 本当にオーストラリアに行って、何かあるんだろうか?って。 到着したメルボルンは予想外に大きい街だった。タクシーを使い、尋ねたホームステイ先。日本からの旅は大変だった?と笑顔で尋ねてくれたママ、今でも家族のように扱ってくれるこの家族に出会ってMelbourneを選択してよかったと思えた。 そうしてMelbourneでの生活は始まった。 昼間は語学学校に通った。メルボルンは本当に多国籍の人種が集まるので学校も色々な国の生徒に出会えた。 学校後は、兎に角、現地のオーストラリアンと接したいと、路上で楽器を演奏したり、 Barで知り合ったり。 突然声をかけたバンドと意気投合し、路上でJAMを開始、通行人の人たちがお金をいれてくれた。最後に、お礼に10ドル貰った事もあった。
忘れられないエピソード。 一人のオーストラリアンの友達に、年明け、12時過ぎからPartyがあるから良かったらおいでよと誘われた。Cityにて新年の花火を見た後、指定された場所近くまで向かう。 そこで友達と合流。で何処のBarなの?って聞くと、“Barではないんだ“って言う。ついていくと真っ暗のだだっ広い公園で100人以上のオージーがPartyをしていた。ぼろ小屋でDJが回されている。もうみんなペベレケ。ロレツの回っていないオージーにワインやら何やらガンガン飲まされる。明け方まで続いたPartyで完全に酔っ払う。帰りにTrainを終点から終点まで爆寝し、二往復、30分で家まで着くところが三時間かかった笑。でもリアルにオーストラリアの年明けを感じた笑 二ヶ月弱続けたホームステイ先を出る時、ママに“Kenji,その鍵は持っていなさい。いつ帰ってきてもいいから。帰ってきたい時に帰ってきなさい。“と言われた。 本当に嬉しかった。海外で自分に帰る家と家族があるっていうのが、その後も自分にとって最高に心の支えになってる。 ラウンド 三ヶ月経って、学校が終わり突然思い立ったようにラウンドに出た。 オーストラリアに来る前、ラウンドしようなんて想像もしてなかったけど何かに呼ばれるように、自分をもっと成長させたい、新しい価値観に触れたいと旅に出た。 約二ヶ月中央を突っ切り、TopEndへ、そして西オーストラリアを回り続けたラウンドは、僕の人生にとって何にも変えがたいものとなった。 旅をするヨーロッパ人ばかりの中、英語でのコミュニケーションに苦労したり、現地人が何を言っているかさっぱり分からなかったり、悔しいことも沢山あった。だけどそれ以上に見るもの全て、出会う人達一人、一人が自分に影響を与えてくれた。 Cityにいるだけでは、見えなかったオーストラリアのむき出しの大自然は本当に圧倒してくれた。どこまでいってもただ広い大地、移動するバスの中ただ眺めていた朝日も夕焼けも、全てのものが絵になった。
Ururuで誕生日を迎え、同じツアーメンバーに誕生日ケーキをプレゼントされた。 Broomeで、夜の月光の下、路上で仲間とバッパーから料理を持ち出しアボリジニばりにパーティーをした。 BroomeでアボリジニにGuitarを教えられ、きっちりお礼と1ドル持っていかれたこともあった。 Exmouthで10mのジンベイザメと共に泳ぎ、自分がちっせーっと思った。 Kalbarriでロッククライミングをして65mの崖を命綱一つ駆け下りた。 Parthで、”Say No To Drogs”というイベントに参加し、メッセージの書かれたTシャツを着てマラソンもした。 この旅をして感じたこと、迷った時自分がTryしたものは必ず感動があった。 挑戦しなかったものは後悔した。不安は一瞬、感動は一生だと感じた。 そして、この旅をしながら出会った人々、それは国籍もバックボーンも考え方も違う。そんな人達と話すことで沢山の刺激を貰った。 この旅をした後、自分はオーストラリアに来て良かったと心から思えた。 飛び込んで良かったと思えた。 二ヶ月の旅からMelbourneに一時戻った後、更に経験を求めてAdelaide近くの農場でFarmstayをした。羊の毛刈りを手伝った。もう何千頭って羊が刈られていく。初めて刈られたての毛を触りながら、こんなにふかふかで暖かいんだと感じた。日本で生活してる時は全てが加工されたものに触れていた。自分で生のそれに触れる事は本当に新鮮だった。 周り一面、何もない牧場でただ毛を刈った。 日本語教師アシスタント そして、AdelaideのCityに戻った後は、知り合いの紹介で突然、現地の小学校で日本語教師のアシスタントを2週間した。5歳から12歳、ホントに可愛いくて、そして沢山のものを教えてくれた。
こんな事があった。 あるひとつのクラス(5歳のクラス。) 先生の説明が終わって、日本のお金の絵が描いてある ペーパーに塗り絵。みんなそれぞれ好きな席に座る。 (こっちは基本的に席順とかない)生徒が作業している間、見てまわる。 一つのテーブルで一人の女の子が、鉛筆を貸して?、 周りの子が“嫌”って押し問答。 聞いてみると、二つあったペンケースの片方は 殆ど芯が折れてしまっているから、もう一つの方 を貸して欲しかったらしい。 じゃあ、これで使ってごらんって。 まあ、色塗り再開。鉛筆を得た子も嬉しそうに塗り絵再開。 バイバイってハグをしてくる。 なんだか、ちょっと嬉しい瞬間だった。 ワーホリで得たもの これから出発の人へ オーストラリアに来て七ヶ月、本当に一日一日色々なことを発見させてくれる。 嬉しいこと、楽しいこと、寂しいこと、悔しいこと、ひとつひとつが自分の財産になって自分を成長させてくれる。 ここに来たことで気がつけたことは沢山あった。 自分が生で感じていく感動は自分だけのものだし、一生の自分の財産になる。 そして、出会いの素晴らししさや周りに人がいてくれることのありがたさ。 日本からメッセージをいつもくれる周りの仲間や自分の家族、ここオーストラリアで出会い、いつも支えてくれる人達、分かっているようでわかっていなかった人の大切さを再確認できているような気がする。 そして、自分が日本人であるということ、外に出たからこそ、日本って国を自分の国としてもっと意識出来るようになった気がする。 今、ワーホリや学生等、海外に飛び出そうか迷っている人も沢山いると思う。 でも、不安も飛び込んでしまえば、沢山の感動が待っています。 だから、一瞬の不安から一歩前に出てみてください。きっと一生物の感動が沢山そこに落ちていると思います。
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